車検に通るマフラー
車検の合否ボーダーライン
車検に通るマフラー
こちらのページでは、車検に通るマフラーについて、わかりやすく解説しております(^^)
昨今の日本の車事情では、騒音の防止や環境への配慮から、車のマフラーに関する規制が年々厳しくなってきています。
国土交通省の定める道路運送車両法の第3条がマフラーに関する条項になっておりますが、下記のようなことが書かれてあります。
・マフラーの音量は、96dB(軽は97dB)が規制上限値
・自動車の最低地上高(全面)は9cm以上であること
・マフラー先端がバンパーから飛び出たり、先端が尖っていてはだめ
・有毒なガス等の発散防止装置機能を持っている「触媒」が装着されていなくてはならない
などなどです。
本当はもっと細かい規定もありますが、これだけ知っていればOKです。次に、マフラーを交換する場合、どのようなことに気をつければよいのか、ご紹介いたしますm(_ _)m
JASMA認定品・保安基準適合品・車検対応品
カー用品店に行くと、さまざまな種類のマフラーが販売されていますが、よく「JASMA認定品」「保安基準適合品」「車検対応品」というような表示がされてあります。
保安基準適合品と車検対応品はほぼイコールと考えていいので、JASMA認定品と保安基準適合品・車検対応品についてご説明致します。
まず保安基準適合品・車検対応品ですが、車検に通るマフラーですよという意味です。
ただし、保安基準適合品や車検対応品は、主に法律の保安基準規制値内であれば大丈夫だということを前提に作られているため、保安基準規制値ぎりぎりの音量で作られているマフラーも多いです。
マフラーの中には消音材が充填されているのですが、経年劣化により音量が年々大きくなります。
ですので、販売時点で近接排気騒音94dBで売られたりするものは間違いなく「保安基準適合品」か「車検対応品」になりますが、数年経つとまず保安基準である96dB(軽は97dB)を超えてしまいます。
私の経験上、販売時点で90dB以上のものは、数年(走行距離10000km〜)ぐらいで100dBぐらいになり規制値を超えてしまいます。販売時点で86dBぐらいまでなら、しばらく装着していても車検の規制値内でがんばってくれる場合が多いです。
対してJASMA認定品ですが、日本唯一のマフラーのアフターマーケットの専門機関であるJASMAが、保安基準適合品や車検対応品よりも厳しい基準で認定を行っています。
JASMA認定品であれば、初期の近接排気騒音の数値が低いものが多く、数年経っても車検に通る製品がほとんどです。
社外マフラーに交換したいが車検が心配だという方は、JASMA認定を受けているマフラーにしておけば安心できます。
車検を少しでも安くするためには、複数の車検業者に見積もりをして価格を比較することが大切です!
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