車検費用を安くする手順
車検費用を最も安くする方法は、書類作成から検査まですべて自分で行うユーザー車検を行うことです。ユーザー車検なら法定費用だけしかかりません。
しかしユーザー車検は時間と労力がかかりますし、忙しい社会人には現実的に少し難しいという現状もあります。
そうなるとディーラーや整備工場などの業者に、車検を依頼することになりますが、業者の車検を安くする方法があります!
結論からいうと、 こちらで複数の車検業者に見積もりをとって最も安いところに依頼することです!
車検費用を安くするためには、業者に依頼する場合の車検の流れで解説しました通常の流れに追加して、赤字で示した手順を行う必要があります!
インターネットで複数業者に見積もりをとる
規制緩和後さまざまなところで車検を受けることができるようになりました。
しかし、それらに1件1件見積もりをとっていたら日が暮れてしまいますので、インターネットで効率的に見積もりをとりましょう!
ページ下部でもご紹介しておりますが、 EPARK車検や カーセンサー なら、距離が近い順の車検業者から一気に見積もりをとることができます!
詳しくはこちら複数の業者に相見積もりをとる
1件だけでなく2,3件実車見積もりをとる
インターネットで検索できる車検費用というのはあくまでも概算(おおよそ)で、正式な見積もりではないのです!
ですので、実際に車検を受ける車をお店まで持っていき、交換部品などを点検してもらって、実際車検にいくらかかるのか正式な見積書を提示してもらう必要があります。
正式な見積書を車検が安そうな業者2,3件に提示してもらい、安いところを絞っていくのです。
詳しくはこちら車を持ち込んで正式な見積書をもらおう!
値引き交渉をする
実はこれはあまり知られていないことなのですが、車検って値引き交渉ができるんです!
知ってる人はちょっとしたテクニックを使うだけで、数千円〜数万円サクッと値引きさせてお得に車検を受けていたりします。
1番効果的なのが同業・同系他社の相見積りです。「○○ではこの金額なんですけど、こっちの方が近いからこっちで受けたいんで、安くなりませんか?」ってな風に聞いてみましょう!
ディーラーにしろ整備工場にしろフランチャイズ系にしろ、車検は儲かるお仕事ですので、積極的に応じてくれるはずです!言わなきゃ損・損です!
詳しくはこちら車検は値引きができます!
安くて安心な車検業者の選び方
車検を請け負う業者は非常に多いため、まず「どこを選ぶか」という問題があります。
それぞれの業者の特徴を、簡単にまとめてみました。
業者の種別 | 車検代の相場 (法定費用含む) |
特徴 |
---|---|---|
ディーラー | 70,000〜120,000円 |
|
車検専門業者 | 45,000〜80,000円 |
|
カー用品店 | 50,000〜80,000円 |
|
ガソリンスタンド | 50,000〜80,000円 |
|
民間整備工場 | 60,000〜120,000円 |
|
実際の費用は、店舗や車種などによって変わりますが、一般的にもっとも高いのはディーラーです。
その分、点検・整備は丁寧にしてもらえますし、安心感が大きいのですが、コスト重視の方にはあまり向いていません。
次に車検代が高いのは、民間整備工場です。整備を専門としているだけに腕は確かですが、個人経営のところも多いため工場によって料金に幅があり、中にはディーラーと変わらない金額がかかるところもあります。
一方、車検専門業者・カー用品店・ガソリンスタンドなどの車検代は総じて低めです。法定費用と合わせても10万円以下、軽自動車なら5万円前後で受けられるところもたくさんあります。
そこで重視したいのが、点検・整備の質です。その点では、やはり車検を専門に行なう車検専門業者が、設備や実績の面からも安心度が高いといえます。
また、ほとんどがフランチャイズですので、どこの店舗でも同じ料金で同じサービスを受けることが可能です。
チェーン店が多いカー用品店も、当たりはずれが少ないですが、車検を専門にしているわけではないため、ディーラーや車検専門業者に比べると設備や整備の質がやや劣ります。
ガソリンスタンドも費用が安く、手軽で便利なのですが、スタンドによって点検・整備の質に差がある点がデメリットです。
以上を踏まえますと、安くて安心な車検を受けたい方には、車検専門業者がもっともおすすめできます。
車検を1番安く済ませられるのはユーザー車検
車検代がもっとも安く済むのは、ユーザー車検です。
ユーザー車検とは、ユーザーが自己責任で点検・整備を行ない、車を検査場に持ち込んで受ける車検のことです。
普通自動車の場合は陸運局(支局)、軽自動車の場合は軽自動車検査協会で受けます。
ユーザー車検では、点検・整備を自分で済ませる限り、業者に支払うお金が一切かかりませんので、必要になるのは法定費用(自賠責保険料・自動車重量税・印紙代)のみです。
普通自動車は車種などにもよりますが、およそ50,000〜70,000円、軽自動車なら30,000〜35,000円で済みます。
ただし、ユーザー車検には以下のようなデメリットもあります。
参考:ユーザー車検
車の故障やトラブルを見逃してしまうリスクがある
車検は、基本的に「公道を走らせるにあたって、最低限の安全性を確認するための検査」ですので、通ったからといって必ずしも車に問題がないわけではありません。
後々、故障や部品の損傷などが原因でトラブルが起きるリスクもあるため、特に車にくわしくない方は、プロに点検・整備をお願いしたほうが安心です。
追加費用や手間がかかることがある
ユーザー車検で不合格になると、問題のあった部位を調整してから、再度車検を受け直す必要があります。
その際、自分で修正できればいいのですが、不具合の内容によっては業者に頼まなければいけないため、そうなると結局は整備費用を払わなくてはいけません。
ちなみに、車検で不合格になった場合、当日中であれば2回まで(軽自動車の場合は3回まで)は無料で再検査ができますが、それ以上になると普通車は1,700円、軽自動車は1,200円の検査手数料が必要です。
また、後日受け直す場合は、2週間以内であれば不適合箇所のみの検査で済みますが、期間を過ぎてしまうと一から検査を受け直さなくてはいけません。
ユーザー車検では、車の状態によってこのような手間がかかる可能性があります。
平日しか受けられない
ユーザー車検は、土日祝日に受けられない点も不便です。
陸運局と軽自動車検査協会は、どちらも平日の夕方までしか車検を受け付けていません。
また、当日中に合格しなかった場合は後日出直す必要がありますので、仕事などで平日忙しい方は特に注意が必要です。
以上のようなデメリットを踏まえますと、車にくわしくない方や、普段から車に気になる箇所がある方、平日に仕事を休めない方などには特に、ユーザー車検はおすすめできません。
一方、車検専門業者なら土日祝日も営業していますし、安い費用できちんとした点検・整備を受けられるため、コスト重視の方にもおすすめです。
車検を少しでも安くするためには、複数の車検業者に見積もりをして価格を比較することが大切です!
<ページの一番上へ> 次のページ→複数の業者に相見積もりをとる
<サイトのTOPページへ>