室内(操作系)点検
車検に合格するために
室内(操作系)点検
こちらのページでは、車検時に検査官に指摘されやすい室内(操作系)の点検箇所を、わかりやすく解説しております(^^)
24ヶ月点検項目の中には、ブレーキペダルの項目で、遊び及び踏み込んだときの床板とのすき間やブレーキのきき具合や、ハンドルの操作具合など、操作系の点検項目がいくつかあります。
操作系の点検は素人でも比較的行いやすい箇所ですので、異常の早期発見のためにも、日常点検として行うようにしましょう!
ハンドル
平坦なまっすぐな道で直進したときに、ハンドルがセンターの位置になっているか確認します。ズレている場合は、修理を依頼しましょう!
また、停車した状態でハンドルを左右に大きく動かしてみて、異音やひっかかりがある場合も修理が必要です。
ブレーキペダル
エンジンをかけた状態でかなり強め(30kg)にブレーキペダルを踏み込んだときに、床とペダルのすき間は十分にあるか確認しましょう!また、しっかりとした踏み応えがあるかも同時に確認しましょう!
ブレーキの遊びの点検は、エンジンを切った状態でブレーキペダルを5〜6回踏み、負圧を無くした状態で、ブレーキペダルを軽く指で動かしてどの程度動くかで確認します。通常4〜7mm程度です。
クラッチペダル
マニュアル車の場合はクラッチペダルの点検も行います。
ペダルの遊びやクラッチを切ったときの床とのすき間は十分であるか確認します。クラッチの遊びが大きすぎる場合や、クラッチが操作しにくい場合は調整を依頼しましょう!
パーキングブレーキ
パーキングブレーキも同様で、引きしろが適正であるか、きちんとロックされるかどうか点検しましょう!
引きしろが大きすぎる場合は調整を依頼しましょう!
操作系は日常的に操作しているため、慣れてしまい異常に気づきにくい部分です。各マニュアルを片手に適正であるか点検しましょう!
運転席でできる点検
車検場で検査官に点検される項目に、メーターパネルの照明や警告灯もチェックされます。もし警告等が点灯していなかったりするとそれだけで落ちてしまうので、必ず事前に点検しておきましょう!
メーターの警告灯
一度エンジンを切り、キーをイグニッションONの位置まで回すと、2秒ほどすべての警告灯が点灯していればOKです。
また、メーターの照明をONにして、きちんと明るくなっているか確認しましょう!
警報機(ホーン)
車検では警報機(ホーン)がきちんと鳴るかチェックされます。鳴らなければ落ちてしまいますので、事前に点検しておきましょう!
またハンドルを社外品に交換した場合、ハンドルにホーンマークがないものだとNGになりますので、ホーンマークのステッカーを貼るか、マジックで書き込みましょう!
操作レバー
ハンドル周りには、ワイパーやウォッシャーを動作させるためのレバーがついています。きちんと動作するか点検しましょう!
特にウォッシャーはうまくでないと落ちてしまうので、注意しましょう!
発煙筒
車内には非常用の発煙筒を備え付けておくことが義務付けられていますが、使用期限を確認されますので、使用期限が切れていたら新品に交換しておきましょう!
車検を少しでも安くするためには、複数の車検業者に見積もりをして価格を比較することが大切です!
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